手帳選び まとめ (90%くらい)

その後結局2冊の手帳を買ってほぼ落ち着きあるので手帳難民はこれで終了かな…と今回の教訓と学びを整理する。

 

手帳の選び方

1. まず第一に、自分の望む大きさを明確にする事。

今回の迷走の詳細を文末に記すが、これが出来てないと迷走の道の幅が非常に広くなってしまう。自分が何を目的にどう使いたいのかよく考えて自分にとって望ましい手帳の大きさを決めるべきである。

自分の場合、手帳にはPCやスマホより素早く予定を把握出来ることを期待している。会議の締めに次回の日程を決める際にもたもたしていたら迷惑で格好悪い。そのため、常に持ち運びさっと出せるものが必要なので

上限値:会社の作業着の胸ポケットに収まる大きさ→150~170 x 90mmくらいのコンパクトサイズのもの

(ズボンの尻ポケットにはA6まで入るので実はまだ少々迷っているが、尻ポケットだと着席する度にポケットから取り出し机に置かなければならない。自分のデスクなら良いが会議室なんかに置いてくるのが恐ろしいので多分決定)

下限値:小さければ小さいほど持ち運び易いだろう…と思っていたが、自分の感覚的に小型版・最小等と呼ばれるサイズまで小さいと小さ過ぎて使いづらく感じる事に気が付いた。なので→150~170 x 90mmくらいのコンパクトサイズのもの

ダビンチのポケット版のシステム手帳は迷う大きさであったが書ける紙面が狭く紙がたくさん入らない(入れてもめくり難くなる)ので見送りとなった。

と、本来早い段階で絞るべきであった。

 

2. 次に、レイアウトを決める。

自分の場合、迷走のきっかけは週間レフトと週間バーチカルの基本形態を使わずに自分にフィットしない点を回避しようとした所かな…。

 

週間レフトを使って改めて感じる良さはやはり予定に関連するタスクやメモを予定を見ながら書ける点である。日付に依らず必要なメモやノートは挟み込む別冊の冊子ノートに書けば良い。この解決手段に気付かなかったのも迷走ポイント。

また、そんなに日々打ち合わせ詰め込まないし…とマンスリーまでの手帳を数冊買ってしまったが、実際週間レフトを使ってみるとやはり1日1日を週単位でしっかり時間管理できて業務効率が上がった気がする。

なので、おすすめは先ず週間レフトを使ってみる。かなぁ。

 

ただ、やはり時間単位での予定が書き込み難いのが正直なところ。縦書きも何だかなぁ。今まで把握できた回避手段は

1. 手帳を左に90度回してバーチカル風に使う。

 → 自分の場合はやはり文字の方向が統一されてなくて何かダメ。手帳の文字を左に90度回転させて、右半分(下半分)のメモも要らないかと割り切るとクオバディスのバイプランニングになるのだな。

2. ゾーンタイプのレイアウトを使用する。

 → 高橋手帳 No.50はかなり自由度が高く気に入っている。しかし、使ってみるとやはり欲が出てきて…。今、下の段階。

3. 週間バーチカルレイアウトを使用する。

 → しかし今度はメモ欄が無い事に不安を感じている…。自分は24時間自分の生活を記録する必要性を全く感じていないので

・必要とする時刻より上の欄:主に予定に関連するタスクを

・必要とする時刻より下の欄:主に気付き等のメモを

で使ってみる予定。高橋手帳 No.107。Noltyはポケットサイズのバーチカル見つけられない…。A6のpowered by 日経WOMANっていうのは結構惹かれるのだけどやはりサイズ問題で購入を踏み止まっている。

 

年間計画について

自分の場合、年間計画には自分の参加要否関係なく抑えておくべき所属する組織全体のイベントやトップの人達の会議日程、長期休暇予定を入れておくものなので、レイアウトには全く拘りはない。

 

マンスリーについて

週間には自分の日々の予定や思考などをがっつり書いて年間計画は遠く間接的に抑えておかなければならない情報を書き、マンスリーは

・抱える複数プロジェクトの今月の目標

 ・各週の目標

・日をまたぐ予定

が書ければ良いと考えていて、先の2項についてはガントチャートが、最後の1項は横罫のものが適している。

このような志向であれば横罫とガントチャートを両方備える高橋手帳No.50はかなり良い。

ブロック形式は今のところ上記を記しがたくこれも先の通り高橋手帳No.107とNo.50で決め兼ねている要因。No.50は使ってみて大分良いのが分かっているのでNo.107を使ってみて最終的に判断予定。

 

上記の通り、自分のニーズをしっかり把握してサイズ、レイアウトから選べば私のように失敗を繰り返す事は無いのでは。

あと、いつも持つものだしシーンに合わせた見た目や質感も自分の好みに合っていると最高ですね。

 

 

迷走の詳細

1. 大きくて常時持ち歩くという自分の志向には不向きであった。

コクヨ A5 ウイークリー バーチカル ノート

ノートとスケジュールは一緒が良いという考えからコクヨ システミックで100均のノートと一緒に使おう購入。

レイメイ藤井 B5 ウイークリー バーチカル ノート

同上。バーチカルもここまで大きいと何か間が抜けてしまう感じ。

・学研 ツイン スケジュール

手帳難民の始まりではバーチカルが良いなと考えていたので買ってみたが、大きいのと、めくってみて上と下に分かれるページがガチャガチャして苦手な感じ。持ち運んでもページばらばらとなりそう。机に置いて使うものなのでしょうね。

・ユナイテッドビーズ B5 バーチカルノー

バーチカルと、見開き2週間の志向で購入。やはり大きいが、これはこれで大きさがオッケーな人には良さそう。

いっそ、左ページの上下に2週間を並べて右ページをフリーとしても良いのではないかと思うとそんなレイアウトは『バーチカルレフト』としてもうあるのね。これをコンパクトサイズでやってくれたら即買いだなぁ…。

 

2. 小さくて使い始めてみると何か不安。

能率手帳 1211。字の色とか好きなんだけど。

・Nolty ライツ3 小型版。

・高橋手帳 No.147。

 

3. 文字が小さい、時刻が無い。

パイロット オーディナル2

10月始まりという事もあり、迷い始めた割と初期の段階で使ってみて、ここで良く週間レフトの良さに気付ければ良かったのだけど、文字が小さくて40越えの自分の目に若干厳しく、時刻が無いのが残念でした。自分でいちいち書くのは面倒。

 

4. マンスリーはブロック形式だけだと行き詰る。

・Nolty 7231

本好きな自分はその文庫本サイズと表紙の質感と一時期非常に拘ったノートたっぷりに惹かれ即買いしてしまったが、年間計画表とブロック形式のマンスリーだけだと辛かった。

時刻がきっちり入った月間横罫に置き換わり更にガントチャートが別に加わったら文庫本サイズだろうが週間のページ無かろうが使いたい、モノとしてはとても好みの手帳。

 

5. 時を表す線には数字が欲しい

・Nolty 1637

月間横罫に時間が入っていて、細かい予定はPCにあるんだからただ該当の時間帯が埋まっているかどうか把握するだけならこれでも良いんじゃ…?と買ってみたが、縦長の手帳の上下にしか時刻の数字が無く記入しづらい。

 

6. 山形県民手帳

・年間計画表が無い

・月間は見開き2ページで、日にまたがる予定もあり1ページにまとめて欲しい。

・週間は見開き2週間ブロック?というのかな。時刻が無いのは用途に合わず。

・ノートは山形県データベースに取られ少ない。

と実用的には私に全く合わないのですが、山形県データベースのために購入してます。

県内イベント情報、子供を連れて遊びに行ける公園などが羅列されていて、1家に1冊、備えあれば憂い無しの内容です。